ショートフィルム
誰かが絵の外へ踏み出した瞬間から、物語がはじまる。一本選んで、少しだけそばにいて。
2:37未完成のヒロイン
サービス終了の夜、四年間いっしょだったヒロインが画面から出てくる。雪が止むまでに、ずっと言えなかったことを伝えるために。
5:03祖母のアルバム
秋夕の前夜、1966年の写真から九尾の狐が歩み出る。六十年遅れの約束を果たすために。
2:33最後のライブ
閉店するライブハウス最後の夜、古いポスターのボーカルが、叶わなかった初ライブのステージに立つ。観客は、ひとりだけ。